地下タンク検査は1日で終わるの?清掃、補修、脱脂処理が必要
地下タンクの検査は特に問題なければ、1日で終わることもありますが、劣化が激しいと1日以上かかる場合もあります。
地下タンク検査は清掃や補修、脱脂処理など複数の工程が必要です。
地下タンク内には長期間にわたって液体が蓄積されていますので、使用中にタンク内部に汚れや不純物が溜まっています。
清掃でタンク内の油分、残留物、泥、ホコリなどを取り除きます。
そしてタンク内に蓄積された油分や化学物質が内部に残っていると、腐食や漏れの原因になります。
そのため油分を取り除く脱脂処理をを行います。
タンク内の衛生面ももちろんそうですが、脱脂処理を行わないと検査員がタンクの状態を正確に把握できず、劣化や亀裂を見逃してしまう側面もあります。
そういった意味から、脱脂処理作業は必須です。
もしタンクにひび割れや腐食が見つかったら溶接やコーティングして補修します。
清掃や脱脂処理が終わった後、タンクの圧力テストや漏れチェック、外観の点検、さらには内部の腐食状態や異常の有無を確認します。
できるだけ検査期間を短くすることで、営業への支障が出ないようなに進めています。
大阪を拠点にしていますが、西日本の広いエリアにお伺いして対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
2025.02.20